ウエルネスダーツとは

高齢化社会の現在、介護や認知症を避けて通れない実情があります。
60歳から80歳、90歳、100歳と長い老後期間になっています。この期間をより良く生きるために、できる限り介護と無縁の時間、認知症と無縁の時間をすごせるようにする必要があります。自立した時間をいつまでももてるような健康管理が重要です。
60歳から始めたいスポーツ、また始められるスポーツとしてダーツが注目を浴びています。高齢者だけではなく小学生からも一緒に楽しめ、かつ効能のあるウエルネスダーツをご紹介いたします。

 

ウエルネスダーツの対象者

 

■12歳までのジュニア

走るのが遅くても、飛ぶのが苦手でも、体力がなくても、 身体が小さくても、太っていてもダーツには無関係です。
欧米やオーストラリアでは小学校でダーツが採用されています。それは、集中力・計算力・作戦力・協調性のアップに最適だからです。

■60歳からのシニア

60歳から始められる生涯スポーツとして人気です。
ダーツを楽しみながら、フレイル(虚弱)予防・改善、認知症予防・改善、脳活、脳トレを。デイサービスのレクリエーションとしても取り入れられています。
また、地域交流・多世代交流・社会参加も可能です。

お母さん、お父さんと子どもたち

年齢、性別を問いません。皆が同じ道具で楽しめます。

■どなたでも楽しんでいただけます

ウエルネスダーツは、座ったままでも楽しめるユニバーサルなスポーツです。また計算が苦手でしたら、普通のダーツと違い、三つの色を使ってもゲームを楽しむことができます。

ウエルネスダーツでフレイル改善

ウエルネスダーツは、3つのフレイル(虚弱)を 楽しみながら予防・改善することが期待できます。

◆身体面フレイルの改善

⇒狙って~投げて~拾う、の流れの中で、全身のバランス運動や巧緻性を養う。

◆精神・心理面のフレイル改善

⇒毎回の引き算や、狙いの予想をたてることで、認知機能改善の効果が期待できる。

◆社会的側面のフレイル改善

⇒チームで対戦することで、コミュニケーションが生まれ、孤立が解消されます。

ウエルネスダーツで認知症予防

同志社大学スポーツ健康科学部教授の竹田正樹先生により、「高齢者における定期的なダーツトレーニングが認知機能に及ぼす影響」が研究されました。その結果、ウエルネスダーツにより短期記憶力が向上し、認知症予防に効果があることが認められました。