「健康寿命」をのばすウエルネスダーツ

高齢化社会の現在、介護や認知症を避けて通れない実情があります。
60歳から80歳、90歳、100歳と長い老後期間になっています。この期間をより良く生きるために、できる限り介護と無縁の時間、認知症と無縁の時間をすごせるようにする必要があります。自立した時間をいつまでももてるような健康管理が重要です。
60歳から始めたいスポーツ、また始められるスポーツとしてダーツが注目を浴びています。高齢者だけではなく小学生からも一緒に楽しめ、かつ効能のあるウエルネスダーツをご紹介いたします。

ウエルネスダーツの対象者

12歳までのジュニア

走るのが遅くても、飛ぶのが苦手でも、体力がなくても、 身体が小さくても、太っていてもダーツには無関係です。

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60歳からのシニア

60歳から始められる生涯スポーツとして人気です。ダーツを楽しみながら、フレイル(虚弱)予防・改善、認知症予防・改善、脳活、脳トレ、リハビリテーションを。地域交流、多世代交流ができ、社会参加を。

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ご家族と

親子でも、祖父母でも、年齢・性別を問いません。

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どなたでも楽しんでいただけます

身体に障がいがあっても、椅子に座ったままでも、大丈夫です。

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ウエルネスダーツでフレイル予防・改善

フレイルとは?

加齢や病気、けが、ストレス等の要因により弱っていくこと = 虚弱(きょじゃく)

 

★フレイルを予防し、健康寿命をのばすことが大切です!

 

ウエルネスダーツは、三つのフレイル(虚弱)をまとめて改善できる唯一のスポーツ!

認知症の過程は

①物忘れ→②軽度認知障害→③認知症

のように考えられています。これまでは軽度認知障害の概念がうすく、認知症の症状がはっきりでるまで対応ができず、初期対応が遅れていました。この段階で集中力・計算・戦略を必要とするダーツが認知症の予防と改善に大きな効果があると考えられます。加えて適度な運動、手足指先の加減運動、他者との交流、なにより楽しみながら続けられるという利点があります。よりよい生活をおくるという意味でウエルネスダーツをおすすめします。

 

 

身体面での作用(ロコモ・サルコペニア)

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狙って~投げて~拾う、の流れの中で、全身のバランス運動や巧緻性を養う

ダーツは2m10cmの距離から矢を投げます。
大きな力は必要ありませんが、ダーツを投げることで次のようなことが期待されます。
◆身体全体のバランス運動・体感の強化
◆指先、手先の微妙な運動
◆無理のない歩数での歩行
◆「やらされている感」のない自然な体操

手足・指先の適度な運動

指や手は人間にとって重要な器官で、脳との関連が非常に強い場所です。手先を使う作業をすることによって脳の活性化が図れます。細かな作業をする折り紙や編み物などがいいということも承知されています。ダーツは210cm(2メートル10センチの)距離から紙飛行機を飛ばすような要領でダーツ(矢)をボード(的)に向かって投げます。ただ投げるのではなく、ボードの中でも決められた小さなエリアを狙います。指、手、腕の微妙な加減やコントロールが必要なので自然と脳の活性化を促します。また投げるという動作は自然に体全体のバランス運動になり姿勢の修正にもつながります。

楽しさの持続性

ダーツは激しいスポーツではありません。また体力や瞬発力も必要ではありません。流れるように、ゆっくり歩くスピードで戦われるスポーツです。1ゲームの時間は10分程度です。体力や状況に応じて対戦レッグ数やセット数を増やすことでその人に応じた時間を使うことが可能です。ダーツ(矢)を投げること、投げたダーツを抜いて戻ってくることで適度な運動量になります。ケガや疲労の少ないスポーツの代表的なものです。

 

精神面・心理面の作用(うつ・認知症)

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毎回の引き算や、狙いの予想をたてることで、認知機能改善の効果が期待できる

ダーツは引き算ゲーム。スコアを競うことや、チームで作戦を考えること、的を狙う集中力で、以下のことが期待できます。

◆脳トレ、脳カツ 脳に様々な仕事をさせます
◆「やらされている感」のない自然な計算
◆チームでの連携、協調
◆喜怒哀楽を楽しく発散。(「怒」はダメですよ!)

引き算ゲーム

引き算がシナプス活性トレーニングに有効なことが認知されています。110から13を引いていったり、7を引いていったりすることが、脳の活性に有効なことがわかっています。しかし引き算を自分の意思で続けていくことは面白みも無く3日坊主に終わってしまいがちです。ダーツのゲームは世界で唯一の引き算ゲームです。(減点ゲームではありません)持ち点から自分が得た得点を引いて行って0にするゲームで足し算では1+8+10=19という答えしかありませんが、19を3本の矢で0にするのは幾通りもあります。1投目が狙いと違った場合でも、狙いを次々と修正していくことになります。ゲームを楽しみながら引き算をしている状況がとても効果があります。 的宛てゲームは多くありますが、LOOK→DO(見て投げる)ダーツはLOOK→PLAN→DO(見て考えて投げる)。状況に応じて狙いを考えていくゲームであることが特徴です。

脳内物質の分泌

ドーパミン、アドレナリンは代表的な神経伝達物質です。 認知症予防に麻雀や花札が有効です。これは手先を使うことはもちろん勝負事として勝ち負けを決めることで、負けたくない気持ちや悔しい気持ちが生じること、また勝った時のうれしい感情が生まれことがドーパミンやアドレナリンの分泌を高めます。このドーパミンやアドレナリンの分泌が脳の活性化を促します。ダーツは得点を競い、また駆引きや作戦で勝敗を競うこと。狙いにズバリの時の快感。はずれた時のくやしさはドーパミン、アドレナリンの分泌を促し、脳には大切な刺激となり認知症予防に繋がります。

社会性の作用(孤独・引きこもり)

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チームで対戦することで、コミュニケーションが生まれ、孤立が解消されます

ダーツは何人でもできます。上手なだけでは勝てません。初心者でも熟練者と一緒に楽しめます。
◆楽しいから持続できる
◆楽しいから参加したい
◆チームで連携、協調し、孤独を払拭
◆個人の目標、チームの目標、課題でイキイキ

人と話すことの重要性

認知症予防には人と話すことがとても大事です。気が付くと今日は誰とも話していないなんてことがありませんか?

○地域交流・世代間交流

005イラスト人々ダーツは基本的には対戦型です。1対1、2対2、3対3、4対4と個人戦やチームで競技が可能です。協力やコミュニケーションが重要なスポーツです。また1対1対1の3人戦、1対1対1対1の4人戦も可能でバリエーションある対人関係で競技できる特徴をもっています。仲良しだけではなく、苦手な人とも対することは適度なストレスとして脳の活性化には有効です。

2m10cmの距離から投げることができれば誰とでもハンディなしに競技できます。年齢に左右されません。若い体力のある人が必ず勝つという公式には当てはまりません。小学生や中学生と対戦してもまた男女間の対戦でもハンディなどを設ける必要なく競技できます。

性別、年齢などに関わりなく世代間交流可能な競技です。家庭においても対戦を楽しめ、孫と祖父のガチンコ対戦が可能なのです。家庭で日々練習することで確実に上達します。楽しみながらの家庭で練習し、クラブで披露する構図です。認知症予防、介護予防、機能回復につながるウエルネスダーツをぜひお勧めします。

LOOK-PLAN-DO


 

高齢者における定期的なダーツトレーニングが認知機能に及ぼす影響

同志社大学スポーツ健康科学部教授 竹田正樹先生の研究では「短期記憶の向上」と「脳の柔性」が高くなるという結果がでています。