ウエルネスダーツの用具
ダーツ
各部の名称・材料
【規定】重さ:30g以下、長さ25cm以内
ダーツは3本で一組です。シャフト・フライト一体化の製品もあります。ポイントはプラスティックで先端も安全です。
落ちたダーツを拾うのに困難な方には磁石にくっつく(鉄+ニッケル)バレルがあります。棒についた磁石でしゃがまずに落ちたダーツを拾えます。
ウエルネスダーツボード
超軽量 安全 明るい配色 どこでも設置

基本ボード(バックボード付)
施設・グループ向け
450g
固定方法:フック掛け、マグネット、両面テート

家庭用練習ボード(簡易ボード)
家庭向け
500g
固定方法:吊り下げ、フック掛け、両面テープ
ダーツボードの固定
ボードは超軽量なので、附属の両面テープなどで簡単に固定できます。
高さは158cmが中心点ですので、ドアや壁面、規格のホワイトボードやパーティションにも容易に設置できます。
背面ウレタン処理は吸音、吸衝撃機能があり、まわりに迷惑をかけません。

<マグネット>
設置の仕方と得点の数え方
ダーツボードの設置
高さ 158cm(車いす137cm) 床からボードの中心までの高さ
距離 210cm ボードの表面から下した垂線からの投擲ラインまでの距離
利用者に合わせて高さ・距離を
高さ158cm 距離210cm が規定ですが、特に初めての時には柔軟に対応することが大切です。
投げるのに遠いなと感じたら力が入ってしまいます。前方から楽になげればいいです。慣れてきたら徐々に後ろにいけばいいです。
また低く設置したり、斜めに受けるように設置したり、床に置くことでもかまいません。斜めで受けることや床に設置することででより刺さりやすくなります。
腕が痛い方、上がらない方には床面にボードおいて上から落とすように投げ、徐々に距離をとっていくことでリハビリが楽しくできるようになります。
バシっと刺さると快感で刺さらないとストレスを感じます。
ボードにダーツが刺さることが第一の目標です。

<低く設置した場合>

<床面にボードを置いた場合>
ダーツボードの得点分布と数え方
ダーツは唯一の引算ゲームで真ん中を狙えばいいのではありません。2倍、3倍ゾーンがあり得点を計算するのも一苦労ですが、このことが有効で遊んでいるうちに脳が活発に働くようになってきます。
ロウワー・ロウウエスト・ルール
それぞれの色区分の境界線にダーツの先端がささる場合はロウワー・ロウウエスト・ルール(Lower-Lowest Rule)最も低い数字の点数をカウントします。
- ダブル10とダブル1の間の場合は「ダブル1」
- ダブル8とノースコア部分の場合は「ノースコア(0)」
- トリプル10トリプル1シングル10シングル1の十字交差の中心は「シングル1」
- シングル10とシングル1とシングルブルのT字の中心は「シングル1」
- シングルブルとダブルブル(インブル)の間は「シングルブル」
つまり、いずれも最も低い点数になります。

ボードの特性上、境目に刺さります。